秋の夜長にぴったりな読書「レベッカ」

しばらく観劇予定はないので家で読書でもしようかと気になっていたダフネ・デュ・モーリア作「レベッカ」を手に取りました。気になったきっかけは…話が長くなるので後述しますね。この作品は原作読んだことがないのになぜか読破した気になってまして、というのも中学生の頃「ジェーン・エア」を読んだ時「これレベッカに似てるな」と思ったのは覚えてるんです。どこかで抄訳を読んだに違いない。一生懸命思い出したところ小学校の学級文庫に劇画調の挿絵が付いたミステリー小説シリーズがあってそれで知ったのかも。「ジキルとハイド」とか「モルグ街の殺人」とかエラリー・クインものもあったっけ。「レベッカ」は推理物としては単純だからそのカテゴリーに入れるのはどうかと思うけどとにかく心理サスペンスとしてすごいんです!本当によくできている!なんで私もっと早く読まなかったのバカバカー!となりました。その魅力を語るにはネタバレせずにはいられないので未読の方は注意して下さいね。つーかあの新鮮な驚きを味わって欲しいから未読なら読んでからここに来た方がいいと思います(おい)!

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