さて、次は「多神教」について。こちらは青空文庫で原作が読めるので簡単に予習しました。内容自体は単純でも言葉遣いが古いから初見では台詞が聞き取り辛いかも。原作は戯曲だけど、今回の舞台は舞踊劇ということで演出が見せ場と言える。そこで内容だけでなく演出のネタバレにも触れてしまうけど再演を楽しみにしたい方は気を付けて下さい。
「恐怖時代/多神教」感想 その1
記憶が薄れぬうちに感想を書き留めておかねば。2月15日から19日まで三越劇場で上演された「恐怖時代/多神教」の舞台を観て来ました。正直言ってチケット取る時は「眠くなったらどうしよう〜」と不安が。だって谷崎でしょー泉鏡花でしょー和物でしょー教養ナッシングでも楽しめますかー?と疑問でしたよ。でも実際観てみたら結構のめり込んだ自分にちょっと驚き&得した気分。想像よりかなりエンターテイメントな作品でした。
映画版「パジャマゲーム」
こんにちは。貰えるものは貰っとこう主義で風邪まで頂いてしまった私です。えっらい寒さで身体が冬眠モードなのと風邪が長引いてブログネタのインプットもアウトプットもできず悶々とする毎日。それでも更新せねばという欲と義務感で、これまた昔の引き出しを引っ張り出して記事を書くことにします。今回は映画版の「パジャマゲーム」(1957年)について。舞台初演が1954年なので3年後に映画化された訳ですね。