ロシアのホームズはすごい

sherlock holmes-ru

「紅はこべの新しい映像化を求む会」初代会長の私としては、再三ドラマ化や映画化されてきたシャーロック・ホームズ物には「もういいじゃん」以外の感想しかなかった。若くしたり犬にしたり果てには女性化したり、お前らそこまでしてホームズ作りたいのかだったら紅はこb(ry と思っていた。しかし!AXNミステリーでやっている2013年ロシア版シャーロック・ホームズにハマってしまった。最初はなぜロシア?と思ったが、旧ソ連時代に原作に忠実なホームズ作品が作られており、ロシアでは古典と言ってもいいくらい有名らしい(私は未見だがこれもAXNミステリーで見られる)。つまりロシアではホームズが人気コンテンツらしいのだ。それに比べると、今回紹介する2013年バージョンはかなり原作を解体している!でもちゃんとホームズしている!それについてこれから語ろうと思う。

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紅はこべ続編「エルドラド」について(追記あり)

「エルドラド」は紅はこべシリーズの4番目に刊行された長編作品。1982年ドラマ版の下敷きの一つになったというのと、海外のサイトで高い評価だったという理由から重要な巻だと思い、英語と格闘して何とか読んだ。この間に2巻「復讐するは我にあり」3巻「神出鬼没の紅はこべ」があるが、2巻は一応パーシーが出て来るけど外伝的な作品、3巻はショーヴランが再登場して再対決!となります。でもスケールとしてはこの「エルドラド」の方が大きいです。 “紅はこべ続編「エルドラド」について(追記あり)” の続きを読む

スカーレットピンパーネル(紅はこべミュージカル版)感想

小説、ドラマとくればミュージカルにも触れないと。日本では宝塚を通して紅はこべを知ったという人も多いのかな。私はと言うと、そんなに語れるほど舞台を観ていない。ブロードウェイ版はもちろん未見だし(サントラCDは何度も聴き込んだけど)、宝塚の舞台も直接観ていない(月組のはなぜか映画館でやっていたのを観た)、先日やっていた梅田芸術劇場主催の舞台は2回行った。今度の宝塚の再演は予定してない。あとはYouTubeに転がっている世界各国で上演された動画を漁るくらい。

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もっと知られて欲しい紅はこべ1982年ドラマ版

percy and chauvelin

1999年のBBCドラマ版はNHKでやってたから知ってる人いそうだけど、1982年イギリス製作のドラマ版はどうかな?日本では紹介されてないので殆ど知られてないけど、海外のサイト調べると紅はこべの映像化作品と言えばまずこれ!と言うくらい有名らしい。米アマゾンではこれを書いてる時点で767件中4.8という評価!購入するのに海外のアマゾンを使うしかない(日本のアマゾンでも不可能ではないが値段が恐ろしく高い)、せっかく手に入れてもそのまま日本のDVDプレーヤーでは再生できない、もちろん日本語字幕はない(英語字幕を頑張って読むしかない)という制約があってもオススメしたい!これは絶対見るべき!見ないと損するよ!! “もっと知られて欲しい紅はこべ1982年ドラマ版” の続きを読む

はじめに

好きな海外文芸ドラマや文学を中心に好き勝手な事を言うブログです。

しかし私はミーハーではない癖にオタクになるほどの情熱と根気も欠けてるので雑食で食い散らかし系のとっちらかった内容になると思います。どの位浅いかというと、オースティンは好きな癖に全部読んでない、ディケンズも碌に読んでないその程度。思い切りタイトルに偽りありwだからすぐにネタが尽きて全く関係のないテーマに変わるかも。始めから後ろ向きですが(今まで日記も継続できた試しがない)よろしく。