今だから告白しますが実はこの舞台観るのを迷ってました。北翔さんに洋物ミュージカル出て欲しいと常日頃言ってる身としては正直「また和物かよ!」と思いましたし。しかし牡丹灯籠のあらすじ調べたら記事にしたくなったのでブログに挙げ、となると「ここまでしたからには観に行かないわけにはいかんでしょう」と後戻りできなくなりチケット取った次第なのです。かと言って原作はちょっと今の感覚と合わない所あるしどんなもんかな~とも思ってました。
「牡丹灯籠」の予習
7月に三越劇場で上演される北翔海莉さん主演の「牡丹灯籠」、藤間勘十郎さんとのご縁が続きますね。牡丹灯籠って名前は聞いたことあるけどそういやどんな話か知らない、というので調べてみました。が、難しい~~!登場人物多すぎィ~話詰め込みすぎィ~!とにかく複雑で一回読んだだけでは理解できませんでした。今だったら「小説の書き方講座」でダメ出し食うレベル。そんな訳で自分なりに噛み砕いてまとめてみたけどせっかくなんで記事にしたという次第です。いつもは「ネタバレ嫌な人は回避してね」と注意書きするところですが、今回に限っては予習して臨む方がいいかもしれない。その位訳分かんないですw
「恐怖時代/多神教」感想 その2
さて、次は「多神教」について。こちらは青空文庫で原作が読めるので簡単に予習しました。内容自体は単純でも言葉遣いが古いから初見では台詞が聞き取り辛いかも。原作は戯曲だけど、今回の舞台は舞踊劇ということで演出が見せ場と言える。そこで内容だけでなく演出のネタバレにも触れてしまうけど再演を楽しみにしたい方は気を付けて下さい。
「恐怖時代/多神教」感想 その1
記憶が薄れぬうちに感想を書き留めておかねば。2月15日から19日まで三越劇場で上演された「恐怖時代/多神教」の舞台を観て来ました。正直言ってチケット取る時は「眠くなったらどうしよう〜」と不安が。だって谷崎でしょー泉鏡花でしょー和物でしょー教養ナッシングでも楽しめますかー?と疑問でしたよ。でも実際観てみたら結構のめり込んだ自分にちょっと驚き&得した気分。想像よりかなりエンターテイメントな作品でした。