「CLUB SEVEN ZERO Ⅱ」感想

「CLUB SEVEN ZERO Ⅱ」観てきましたー!歌ありダンスありミニミュージカルにスケッチ満載のおいしいとこ取りエンターテイメントショーの噂はかねがね聞いていたので北翔さんが出ると知った時は嬉しかったです。しかし観劇行く暇ないと普段からピーピー言ってる私が半月の公演期間内で4枚もチケット取ってしまった…ちょうど例の報道あった頃で「これで見納めになるかもしれない」と危機感持ちまして、それにガンガン歌って踊る北翔さんに飢えていたのもありまして。さすがにちょっと取り過ぎたかなーと反省。しかし、通ううちに「これ中毒性あるな…コンプリートしたくなるやつだ」と考えを改めました。お陰で過密スケジュールで身体はヘロヘロだけど精神は充実!ただし1日おきで疲れるのだから私にはマチソワなんて無理だなというのも自覚しましたw 以下、ネタバレ満載の細かい感想行きます。

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「牡丹灯籠」の予習

7月に三越劇場で上演される北翔海莉さん主演の「牡丹灯籠」、藤間勘十郎さんとのご縁が続きますね。牡丹灯籠って名前は聞いたことあるけどそういやどんな話か知らない、というので調べてみました。が、難しい~~!登場人物多すぎィ~話詰め込みすぎィ~!とにかく複雑で一回読んだだけでは理解できませんでした。今だったら「小説の書き方講座」でダメ出し食うレベル。そんな訳で自分なりに噛み砕いてまとめてみたけどせっかくなんで記事にしたという次第です。いつもは「ネタバレ嫌な人は回避してね」と注意書きするところですが、今回に限っては予習して臨む方がいいかもしれない。その位訳分かんないですw

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花組「オーシャンズ11」感想

WOWOWで2013年花組「オーシャンズ11」をやっていたので録画視聴しました。当時専科だった北翔海莉さんが出ているというのもあったけど副音声で当時のトップスター蘭寿とむさんと2人で解説してるんですよね。こんなの見るに決まってるやん!この企画考えた人優秀!WOWOWグッジョブ!です。

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「ふたり阿国」感想その2

「ふたり阿国」2回目の観劇してきました~!正直1回目が微妙だったので前回買いそびれた長芋の漬物を買ってこようくらいの気持ちでいましたがどうしてどうして、かなり良くなっていました。結論から言うと「来てよかったな」と思える出来でした。前回は3日目、今回は前々楽ということで演者の方々も馴染んできたのかもしれない、この頃になると観客もリピーターが多くなるからノリがよくなっていて拍手や手拍子がよく起きていた、その相乗効果で演者もいい意味で乗せられたのかもしれない、私自身一回観ているので内容が頭に入りやすくなっていたのかもしれない。とにかく舞台と観客の距離感が狭まって一体感を感じられました。映像では味わえない生(ライブ)の醍醐味ですね。

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「ふたり阿国」感想

こんにちは。「ふたり阿国」観てきました。東京はちょうど桜が満開で人形町駅から明治座へ行く途中花見をしながら歩いてました。館内に入っても噂通り売店が充実していてあの店この店から試食攻撃を受けてどれもおいしいもんだから財布の紐がつい緩みがちになるし。観劇する時はコンビニおにぎりで済ますことが多い私には刺激が強かったですw それでは感想行きま〜す。

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「海の上のピアニスト」感想

こんにちは。今年最後の観劇となった「海の上のピアニスト」。観劇納めにふさわしいいい作品でした。私の中の評論家人格が(タートルネックにパイプをくわえながら)「ぼかぁこういうのが観たかったんだよ」と申していました。休憩なし1時間35分の中にぎゅっと濃縮された一つのテーマ。演者は3人のみ。一度も陸に降りず豪華客船の中で生涯を終えたピアニストを2人(ピアニストと役者)が演じ、もう1人が語り手やその他大勢を務める。舞台転換もなく、真ん中にグランドピアノと段差のあるデッキ、端の方に船の積荷があるだけというシンプルさ。でもそこで語られる物語は豊かで多彩で奇想天外で最後はじんわり心が温かくなりました。

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「蘭 RAN 〜緒方洪庵 浪華の事件帳〜」感想

「蘭 RAN ~緒方洪庵 浪華の事件帳~」(今初めて正式名称確認したwタイトル長すぎw)観てきました。東京公演が5日間しかなく千秋楽のマチネにやっと観に行ったんですが、CDは売り切れるしこれならもっと早くから観ればよかった!となりました。ツイッターにも書いたけど大大大満足で色々他のも見るけどやっぱり北翔さんはいいなあと再認識。うわあすごい…見とれてしまうわ…追いかけたくなるわ…でも何より嬉しかったのは舞台全体の完成度が高かったこと。彼女のパフォーマンスだけがよくても他がダメなら満足はできなかったですよ。サービス精神たっぷりで老若男女問わず楽しめるエンターテイメントでした。もう全公演終わったんでネタバレ気にせず書いちゃいます!

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「恐怖時代/多神教」感想 その2

さて、次は「多神教」について。こちらは青空文庫で原作が読めるので簡単に予習しました。内容自体は単純でも言葉遣いが古いから初見では台詞が聞き取り辛いかも。原作は戯曲だけど、今回の舞台は舞踊劇ということで演出が見せ場と言える。そこで内容だけでなく演出のネタバレにも触れてしまうけど再演を楽しみにしたい方は気を付けて下さい。

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「恐怖時代/多神教」感想 その1

記憶が薄れぬうちに感想を書き留めておかねば。2月15日から19日まで三越劇場で上演された「恐怖時代/多神教」の舞台を観て来ました。正直言ってチケット取る時は「眠くなったらどうしよう〜」と不安が。だって谷崎でしょー泉鏡花でしょー和物でしょー教養ナッシングでも楽しめますかー?と疑問でしたよ。でも実際観てみたら結構のめり込んだ自分にちょっと驚き&得した気分。想像よりかなりエンターテイメントな作品でした。

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