洗足学園ミュージカルコース公演「パジャマゲーム」感想&α

前の週にも無理を押してジーザスコン行ったばかりだしもう家空けられないんですよ…困った…でも「パジャマゲーム」を上演するとなればたとえ火の中水の中何が起きようとも駆けつけねばならぬ、日頃口を酸っぱくして再演再演吠える身としては!今回のは洗足学園ミュージカルコースの学生さんの公演で「ふたり阿国」にもアンサンブルとして出演していた方もいました。「おかあさんといっしょ」のりさおねえさんもそこ出身、たくみおねえさんは同学園声楽科、って何の役にも立たない豆知識はどうでもいいw もしかして2年前の公演を観て演目を決めたのかなとか、ふたり阿国で北翔さんと共演した時今度パジャマゲームやるんです~!なんて話したのかな?とか色んな想像しましたw

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「ジーザス・クライスト=スーパースターinコンサート」感想

行ってきました…ご存知の通り記録的な台風の翌日で交通機関が麻痺し、前日まではすっかり諦めてました。朝起きて電車復旧情報を検索したら少し離れた路線なら運行していることが分かりバスで20分かけて駅に向かい電車に乗り…という訳で何とかたどり着いたのです。席は9割方埋まってましたがちらほら空席もあり私の隣も空いてました。娯楽は安全な生活が保証されているのが前提で余剰から生まれるものなんだなとぼんやり考えながら、それでも運が良かったのだと気を取り直しました。

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グラナダホームズ感想 #14〜#20

グラナダ版ホームズ感想第4弾です。ここではシーズン3を取り上げました。と言っても昔NHKで放送されていた頃はシーズンいくつというのは無視されていたので、こちらもそんなまとまりがあるなんて知りませんでした。NHKの尺に合わせてカットされた場面もあるし今のやり方と色々違ってます。それにホームズの声は露口茂さんに慣れきっていて初めてジェレミーの声を聞いた時は違和感あって驚きました。二人ともセクシーな声だけどジェレミーの方が高いですよね。

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「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」感想

「ホームズ物と聞いたら何でも飛びつく訳ではないんですが、評判を聞いてから行きたくなって観てきました。これは周りの意見を信じてよかったパターン!三谷幸喜さんの脚本・演出、舞台転換もなくベーカー街221Bの部屋の中だけで7人だけで繰り広げられる舞台。前にTVドラマでアガサ・クリスティの「アクロイド殺し」を元にした同じ三谷さん脚本の「黒井戸殺し」を見た時も原作へのリスペクトが感じられたのですが、今回もホームズ愛にあふれてました。ホームズ好きでも納得の作品、むしろシャーロッキアンにこそ見てもらいたい!もちろん元ネタ知らなくても十分楽しめるようにできてるのですが、知ってると何倍も面白いよ!というやつです。

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グラナダホームズ感想 #9〜#13

長らく放置していたグラナダTVでやってた「シャーロック・ホームズの冒険」の感想の続きです。先日観たお芝居に触発されたのと現在Gyao!で無料放送やってるので前に書いた文章をブログに挙げました。見方が偏っているのでご注意を。今回は「最後の事件」まで。

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「West Side Story」感想

今回は豊洲の「IHIステージアラウンド東京」で上演されている「ウエストサイドストーリー(原題 West Side Story)」を観て来ました。この作品高校の音楽の授業で映画版を見たきり、おおまかなあらすじはもちろん覚えてますが、何が一番印象に残ったかと言うと、ジェッツとシャークスが互いを追い回しながら喧嘩をしている(という表現のダンスシークエンス)場面で男子が「踊ってる暇があったら逃げろよwww」と突っ込んでいたこと。そして「男子ってガサツで嫌ねえ」と思いながら密かに同意していた私…とまあその程度です。

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「Summer Night’s Dream」感想後編

思いの外文章が長くなったので2つに分けます。今回は2幕から。2幕冒頭は「ふたり阿国」の曲を立て続けに3つもやってくれました。最初がアンサンブルの方達のパフォーマンス。その次に阿国がキリストを讃えるゴスペル、あの曲とても気に入っていたのでまた生で聴けてテンションup。衣装もお芝居そのまま。白い着物に水色の帯、マリアベールを被って北翔さんが花道から登場します(そういやふたり阿国では花道なかったですね)。明治座の企画なのでふたり阿国を扱うのは最初から決まっていたのでしょう。それなら同じ衣装が使えたのも納得。そしてお丹役が妃海さんだったのですよ!これがとてもよくて。歌がとても伸びやかで目力もすごくて「これが狼の目というやつか!」と思いましたw みちふうでやったらまた違うものができたかも。ふたり阿国に参加してない出演者の方も「いざやかぶかん」では衣装を着けてコーラスに参加してくれてあざっす!あざっす!と心の中でお礼言ってましたw 贅沢だなあ。出演者以外のファンにはこのコーナー自体ナンジャラホイだったでしょうけど。言い忘れたけど一曲毎に衣装が変わっててそういう所からも結構予算がかかってるのが伺えました。

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「Summer Night’s Dream」感想前編

明治座で2日間限定のミュージカルコンサート「Summer Night’s Dream」に行ってきました。明治座ってシルバー層に特化してると思ってたからこういう企画は意外。でも実際は珍しくないみたいですね。クラブセブンでお馴染みの玉野和紀さん構成・演出・振付・出演、同じくクラセンで見たばかりの東山義久さん、宝塚でトップコンビだった妃海風さん、ふたり阿国で一緒だった雅原慶さんと坂元健児さん、クラセン出演経験のある中河内雅貴さん、タイタニックで見た渡辺大輔さんという面々。私は北翔さん目当てだからどうしてもそう見えてしまうんだけど、北翔さんを中心としたご縁で集まったように思えてなりませんでした。

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「壬生義士伝」感想

前日の「オン・ザ・タウン」に引き続き2日連続で観劇…更には4日前に牡丹灯籠…一週間に3回も!!我ながらドン引きですよ!放蕩三昧でバチが当たりそう!でも、誰にも聞かれてないけど弁解させて貰うと、当初7月の予定は上旬の「王様と私」と下旬の「オン・ザ・タウン」の2回だけだったんです(それでも多いけどさ)。まさかクラセンと蘭の間は何もないだろうと思ってたら働きすぎでお馴染みの北翔さんなので牡丹灯籠が入り、そして今回の雪組。前回のファントムがよかったんでまた雪組を観たかったんですが、ファントムの時目を血走らせて全方位に網をかけていたのが今回は油断しまくり、それでも複数応募したもののことごとく外れてトホホと呟いたところ幸運にもお誘いが。(どうしよう…連日になってしまう…でも一度は観ておきたいし…いやでもやっぱり……………)と一瞬悩みましたがせっかくのチャンスなので「行きます」と即答しました。そんな前置きはどうでもいいので感想に移りますね。

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