こっ今回は訂正記事じゃないからね!いつも間違えてるわけじゃないんだから!追記として書こうとしたけど長くなったので独立させました。
宝塚雪組「ファントム」感想続き
またまた行ってきました。宝塚の人気演目しかも東京の劇場、複数行けたなんて今年の運を使い切ってしまったのかと一抹の不安もありますがとにかくよかったです!前も同じ事言ったけどアンドリュー・ロイド・ウェーバー版の二番煎じのような捉え方をされているのが非常に惜しい!製作時期がたまたま被ってしまっただけだし、出来映えの点でも違うタイプの作品だから本来比べようもないと思う。ただあちらはお化け作品だから相手が悪すぎたと言うか、例えるなら「みんな知らないけど本田武史ってすごかったんだよー同時期にプルシェンコやヤグディンがいたから分かりにくいだけで」みたいな。って極一部にしか伝わらない例えしかできなくてすいませんw
ミュージカル「生きる」感想
今回は生の観劇記録でなくてWOWOWで番組を見た感想です。これ観に行きたかったんですよ~!舞台写真見たら新納さんの流し目にベタ惚れで行けばよかったと後悔しました。上演期間がタイタニックと被っていたので両方ってのは無理だったんです。でもこんなに早く放映してくれるとは嬉しい!ブロードウェイやウエストエンド以外の作品はこういう所柔軟でいいですよね。
宝塚雪組「ファントム」感想(追記あり)
うおおおおおお!観て来たどおおおお!とうとう祝!初宝塚であります(パチパチパチ)。当日は興奮して用もないのにキャトルをうろついたり、ロビーに飾ってある花やシャンデリアや緞帳までパチパチ撮ってました。一方で拍手のタイミングに戸惑うことも。え?開演前のアナウンスでするの?リフトしたらするの?大階段で立ち止まった時じゃなくて降りてお辞儀したとこでするの?みたいな。すっかりおのぼりさんモード。
「海の上のピアニスト」感想
こんにちは。今年最後の観劇となった「海の上のピアニスト」。観劇納めにふさわしいいい作品でした。私の中の評論家人格が(タートルネックにパイプをくわえながら)「ぼかぁこういうのが観たかったんだよ」と申していました。休憩なし1時間35分の中にぎゅっと濃縮された一つのテーマ。演者は3人のみ。一度も陸に降りず豪華客船の中で生涯を終えたピアニストを2人(ピアニストと役者)が演じ、もう1人が語り手やその他大勢を務める。舞台転換もなく、真ん中にグランドピアノと段差のあるデッキ、端の方に船の積荷があるだけというシンプルさ。でもそこで語られる物語は豊かで多彩で奇想天外で最後はじんわり心が温かくなりました。
映画「プロデューサーズ」感想
普段そんなに見ないんですが、今回は久しぶりに映画の感想です。9月に北翔海莉さんが出演した番組目当てで加入したWOWOW。10月中に解約するの忘れてしまい、せっかくなんでちょいと気になっていた作品をチェックする事にしました。適当に録画予約した中にあったのがこの「プロデューサーズ」(原題 THE PRODUCERS)という2005年のアメリカ映画。これが思わぬ掘り出し物でめっちゃ面白い!怪我の功名とか災い転じて福となすってやつですね!
秋の夜長にぴったりな読書「レベッカ」
しばらく観劇予定はないので家で読書でもしようかと気になっていたダフネ・デュ・モーリア作「レベッカ」を手に取りました。気になったきっかけは…話が長くなるので後述しますね。この作品は原作読んだことがないのになぜか読破した気になってまして、というのも中学生の頃「ジェーン・エア」を読んだ時「これレベッカに似てるな」と思ったのは覚えてるんです。どこかで抄訳を読んだに違いない。一生懸命思い出したところ小学校の学級文庫に劇画調の挿絵が付いたミステリー小説シリーズがあってそれで知ったのかも。「ジキルとハイド」とか「モルグ街の殺人」とかエラリー・クインものもあったっけ。「レベッカ」は推理物としては単純だからそのカテゴリーに入れるのはどうかと思うけどとにかく心理サスペンスとしてすごいんです!本当によくできている!なんで私もっと早く読まなかったのバカバカー!となりました。その魅力を語るにはネタバレせずにはいられないので未読の方は注意して下さいね。つーかあの新鮮な驚きを味わって欲しいから未読なら読んでからここに来た方がいいと思います(おい)!
「フォリーズ」感想
前から気になってたナショナルシアターライブ(ロンドンのナショナルシアターでやってる舞台作品を日本の映画館で見られるありがたい企画)。「オラ田舎者だから頻繁に東京さ行げねえだ…」(何だかんだで理由つけて観劇には行ってるくせに)と見たい作品があっても我慢してたんですがタイトルだけは聞きかじっていたミュージカル「フォリーズ」(原題 Follies)の上映があるというので無理くり時間空けてギリギリ最終日に行ってきました。てな訳でいざTOHOシネマズ 日本橋へ!
「タイタニック」感想続き&うんちく語り
「タイタニック」2回目観てきました!行く前は「また重苦しい気持ちにならないかなあ…」と不安な気持ちが無きにしも非ずでしたが、2回目は心の準備ができて多少余裕があったので希望と絶望が交錯する人間ドラマの行方に集中できました。観た後の気持ちが前回よりふわっと軽くなりようやく「こういう作品だったのかな」と飲み込めた様子。2回観てよかったです。
「タイタニック」感想
いや~来ましたよ本命が!「パジャマゲーム」をきっかけに「趣味:観劇」になってから一番楽しみにしていた作品が!トム・サザーランドの創り出す世界に惹かれて「タイタニック」楽しみにしてました。でも私は悲劇よりも喜劇の方が好みで。と言うかエネルギーが低い人間なので悲しい作品は精神が消耗するからとつい敬遠してしまうんです。だからこの作品も楽しめるかな?とちょっと不安でした。皆さんご存知の通り結末は変えようない訳だし。例によって演出面も含めてネタバレ全開なので未見の方は注意して下さい。