新ロシア版ホームズ #8バスカヴィルの犬(追記あり)

いよいよ最終回の新ロシア版ホームズ。前回が「最後の事件」ということは今回はホームズ再登場ということだろうけどなぜタイトルがバスカヴィル?いえいえよく見てください、バスカヴィル「家」ではないことに。ここ重要ですよ!

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新ロシア版ホームズ #7最後の事件

第7話にしていよいよ来ました「最後の事件」。今回のオチはほぼ原作通り。ホームズとモリアーティがライヘンバッハの滝で対決してワトソンが駆けつけるが時すでに遅しみたいな。ただしこのバージョンでは3話で南米に逃れたはずのアイリーンが再登場してストーリーに大きく関わって来るのが他と異なる。よって結論は同じだけどそこに至る過程が新ロシア版ならではという訳で、どこが核心的なネタバレになるのかがいまいちはっきりしないのだ。そこで今回は私が気に入ったシーンを中心にいい所までダラダラ語ってしまうが、まだ未見で新鮮な気持ちで楽しみたい方がいらしたら回れ右してください。

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新ロシア版ホームズ #6 裏切り

ある日国立銀行にE・バックリーという男が5万ポンドという大金を持って来て全て金塊に交換するようにと依頼した。最初は胡散臭い目で見ていた支配人も大金を目の当たりにしたら揉み手で対応。しかし目的を果たしホクホク顔で銀行から出たバックリーを待ち構えていたのは偽札作りの容疑で張っていた警察だった。彼は馬車に連れ込まれ襲撃され血まみれの状態で倒れる。こと切れる前に「ハリファックス」と言い遺して。

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新ロシア版ホームズ #5マスグレーヴ家の儀式

今回はロンドンの喧騒を離れてスコットランドの古城が舞台。よってモリアーティ絡みではないしハドソン夫人もレストレード警部も出てこない。内容もタイトル通り原作にそこそこ忠実、しかしそこは新ロシア版ならではの味付けがしてある。今回はホラー仕立てになっており、ピアノの不協和音が恐怖を煽る演出として使われていて、夜中電気を暗くして見ていた私は事あるごとにギャーギャー叫んでましたw

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新ロシア版ホームズ #4マルブレー卿の愛人

夜道を歩いていた若い女性が立て続けに4人も殺されるといういかにもビクトリア朝のロンドンにありがち?な事件が起きる中、エリザベス・ベーカーという若い女性が不審な男から脅迫状を貰ったとホームズの元に相談に来た。彼女は自分が5人目の犠牲者になるのではと心配しており、ホームズは彼女の両親から了解を得て彼女を囮にして犯人を無事捕まえた。犯人は裁判で絞首刑の判決が下り一件落着かに見えたが、ハドソン夫人のふとした一言でおかしな点があることにホームズは気づく。慌ててベーカー嬢の家を訪ねたが家は既にもぬけの殻。ベーカー嬢もその両親も偽物だったのだ。ホームズはそこで6週間前に亡くなったばかりの貴族院議長マルブレー卿の名刺を発見した。その頃世間では、莫大な財産を持っていたマルブレー卿の遺言書が行方不明になっていると騒がれていた。

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新ロシア版ホームズ #3道化師

最初にこのシリーズはスピーディーな展開が特徴と書いたけど、第3話は正にジェットコースター的展開!「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!おれは写真家殺しを見ていたと思ったらいつの間にか大使館トラブルの話になっていた」みたいな。前回もそうだったけど一回につき一つの謎が回収されるけどどれも裏で一人の人間が操っていて、回を追うごとに徐々に黒幕の正体に近づくというパターン。ホームズファンならあああいつかと気づくはず。そうあいつです。いよいよ今回はあいつの名前が明らかになります。

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新ロシア版ホームズ #2石、ハサミ、紙

なるべくネタバレは防ぎたいと思ったものの、第2話にしてマイルールを破らざるを得なくなった。どうしても詳しく語りたいことがあるとネタバレは避けられないらしい。この2話は主軸のストーリーも去ることながら、今後の展開に繋がるキャラも顔を見せるので盛り沢山の内容なのだ。

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ロシアのホームズはすごい

sherlock holmes-ru

「紅はこべの新しい映像化を求む会」初代会長の私としては、再三ドラマ化や映画化されてきたシャーロック・ホームズ物には「もういいじゃん」以外の感想しかなかった。若くしたり犬にしたり果てには女性化したり、お前らそこまでしてホームズ作りたいのかだったら紅はこb(ry と思っていた。しかし!AXNミステリーでやっている2013年ロシア版シャーロック・ホームズにハマってしまった。最初はなぜロシア?と思ったが、旧ソ連時代に原作に忠実なホームズ作品が作られており、ロシアでは古典と言ってもいいくらい有名らしい(私は未見だがこれもAXNミステリーで見られる)。つまりロシアではホームズが人気コンテンツらしいのだ。それに比べると、今回紹介する2013年バージョンはかなり原作を解体している!でもちゃんとホームズしている!それについてこれから語ろうと思う。

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