ある日国立銀行にE・バックリーという男が5万ポンドという大金を持って来て全て金塊に交換するようにと依頼した。最初は胡散臭い目で見ていた支配人も大金を目の当たりにしたら揉み手で対応。しかし目的を果たしホクホク顔で銀行から出たバックリーを待ち構えていたのは偽札作りの容疑で張っていた警察だった。彼は馬車に連れ込まれ襲撃され血まみれの状態で倒れる。こと切れる前に「ハリファックス」と言い遺して。
「紅はこべ」かーらーのー「ピグマリオン」
さて、実を言うとよりオススメしたいのがタイトルにもある通り同じ人が主演している1938年作「ピグマリオン」。評判はツイッターで教えてもらって知っていたけど、「紅はこべ」の関連動画に上がっていたものをちょっとのつもりで見たらこれが大発見!
1934年版「紅はこべ」(追記あり)
久々に紅はこべの話題です。今回はレスリー・ハワード主演1934年(昭和9年?!)制作の映画版について。小説を売るためにわざわざ戯曲に直して最初は劇場用作品として世に出た紅はこべ、映像化はこれが初。確かこの頃はオルツィさん存命だったからこの作品見たはずだよな。
新ロシア版ホームズ #5マスグレーヴ家の儀式
今回はロンドンの喧騒を離れてスコットランドの古城が舞台。よってモリアーティ絡みではないしハドソン夫人もレストレード警部も出てこない。内容もタイトル通り原作にそこそこ忠実、しかしそこは新ロシア版ならではの味付けがしてある。今回はホラー仕立てになっており、ピアノの不協和音が恐怖を煽る演出として使われていて、夜中電気を暗くして見ていた私は事あるごとにギャーギャー叫んでましたw
違う違うそうじゃない!「美女と野獣」
先日大ヒット上映中の映画「美女と野獣」を見に行きました。まず前提として言っておくと、私はジャン・コクトーの仏映画に興味を持ち、ディズニー版を映画館で見て感動して、ビデオテープも擦り切れる程見てDVDはもちろんBDも家にプレーヤーがない癖にいつかのために持っているという筋金入りのファンです。だから今回の実写版も楽しみにしてました。
宝塚「エリザベート」はいいぞ その2
偉そうにつらつら述べてしまったが、宝塚版に話を戻そう。私が初演版を選んだ理由は主要キャラの演者がどれも上手くてバランスが取れているからだった。舞台は皆で作るものだからどれか一つが欠けていると気になってしまうのよね。
宝塚「エリザベート」はいいぞ その1
宝塚のことを1ミリも知らない私が先日元星組トップスター北翔海莉さんのコンサートに行くという無謀なことをして感想をTwitterに書いたら私にしては結構RTやふぁぼを貰ってびっくりした。宝塚の人気はすごいんだなあと改めて思った次第だが、せっかくなので私が唯一知っている宝塚作品についてこの機会に語ろうと思う。
新ロシア版ホームズ #4マルブレー卿の愛人
夜道を歩いていた若い女性が立て続けに4人も殺されるといういかにもビクトリア朝のロンドンにありがち?な事件が起きる中、エリザベス・ベーカーという若い女性が不審な男から脅迫状を貰ったとホームズの元に相談に来た。彼女は自分が5人目の犠牲者になるのではと心配しており、ホームズは彼女の両親から了解を得て彼女を囮にして犯人を無事捕まえた。犯人は裁判で絞首刑の判決が下り一件落着かに見えたが、ハドソン夫人のふとした一言でおかしな点があることにホームズは気づく。慌ててベーカー嬢の家を訪ねたが家は既にもぬけの殻。ベーカー嬢もその両親も偽物だったのだ。ホームズはそこで6週間前に亡くなったばかりの貴族院議長マルブレー卿の名刺を発見した。その頃世間では、莫大な財産を持っていたマルブレー卿の遺言書が行方不明になっていると騒がれていた。
新ロシア版ホームズ #3道化師
最初にこのシリーズはスピーディーな展開が特徴と書いたけど、第3話は正にジェットコースター的展開!「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!おれは写真家殺しを見ていたと思ったらいつの間にか大使館トラブルの話になっていた」みたいな。前回もそうだったけど一回につき一つの謎が回収されるけどどれも裏で一人の人間が操っていて、回を追うごとに徐々に黒幕の正体に近づくというパターン。ホームズファンならあああいつかと気づくはず。そうあいつです。いよいよ今回はあいつの名前が明らかになります。
新ロシア版ホームズ #2石、ハサミ、紙
なるべくネタバレは防ぎたいと思ったものの、第2話にしてマイルールを破らざるを得なくなった。どうしても詳しく語りたいことがあるとネタバレは避けられないらしい。この2話は主軸のストーリーも去ることながら、今後の展開に繋がるキャラも顔を見せるので盛り沢山の内容なのだ。